◆直近5試合
日付 |
対戦相手 |
H/A |
結果 |
得点 |
失点 |
得点者 |
8/10 |
岡山 |
H |
敗 |
0 |
3 |
|
8/16 |
広島 |
A |
敗 |
0 |
1 |
|
8/20 |
町田 |
A |
敗 |
1 |
3 |
ヒュメット |
8/23 |
横浜FC |
H |
勝 |
3 |
2 |
ヒュメット、宇佐美×2 |
8/31 |
湘南 |
A |
勝 |
5 |
4 |
福岡、美藤、中谷、ヒュメット、山下 |
順位:9位(12勝4分13敗 38得点44失点 得失点-6)
※浦和→順位:7位(13勝8分7敗 39得点30失点 得失点+9)
◆G大阪の特徴
- 基本配置は4-2-3-1
- 夏の移籍市場でネタ・ラヴィ、唐山、中野が移籍し、安部、初瀬が加入。
- メンバー
- GK:スタメン一森、ベンチ東口。一森はハイボールをキャッチする時に手を伸ばして取るのは苦手そう。ボールがかなり近くに来てからキャッチモーションに入るのでちょっと慌ただしい見た目で、町田戦はそれが出てしまって失点に直結している。
- DF:福岡がCBもSBもどちらも出来る。SBに入るなら左。CBは中谷が固定で福岡と三浦を併用している感じ。ただ福岡の方がビルドアップでの振る舞いが安定しているのでスタメンで福岡が出て、自陣ゴール前を安定させたくなったら三浦を入れるという感じ。右SBは半田で固定。左は直近2試合は加入したばかりの初瀬が連続スタメン。それによって黒川が押し出された形になっている。
- CH:ネタ・ラヴィの移籍はかなり痛い。ビルドアップでの安定感は落ちた印象。ビルドアップでの貢献度が高い鈴木徳真、美藤から1枚、広範囲に顔を出せる満田、安部から1枚という感じで6番、8番を置いている感じ。
- 2列目:相手に応じて選手を使い分けている印象。宇佐美、ファンアラーノ、満田、食野がシャドー的な振る舞い、山下、ウェルトン、岸本、奥抜はウィング的な振る舞いをすることが多い。
- CF:ヒュメットがスタメン。ジェバリ、南野がベンチにいるが起用されるのは大抵ジェバリ。ヒュメットはほぼフル出場なのでジェバリが入ると2トップにする。
- ビルドアップは右SBの半田を前に出して、左SBを残すので後ろは3枚。CHは6番、8番で分担しているもののスタート位置は横並びなので、全体で見た時には3-2-5のような並びになることが多い。
- CBの中谷、福岡は自分で運び出す意欲は高い。ただ、中谷はちょっとバタバタしがちで安定はしていないので効果的に前進できているとは言い難い。
- 左SBの初瀬はボールの受け方で相手を動かして自分だけでプレッシングを外せるのでビルドアップの軸になっていくかもしれない。
- 右SBの半田は奥と手前を使い分けるというよりはどちらかはっきりポジションを取ることが多いので、最初から奥にいると右CBからの距離が遠くてボールが入りにくい。
- 基本的にポヤトスさんは相手の特徴に応じて選手を使い分けるので起用された選手の顔ぶれで狙いが分かりやすい。湘南戦は相手が4バックにしてからウィングタイプの山下を入れて外に張らせていた。
- 宇佐美はシャドー的なポジションからスタートするけどゾーン2以降でボールを持てる状態が続くなら手前に下りてボールを配る役になる。その時には満田やファンアラーノなど別でシャドー的に振舞える選手がいるので前線が手薄になる訳では無いので問題無さそう。
- 非保持は基本的に4-4-2だけど、SHは相手に応じて早めにDFラインに下りることもある。町田戦は左SHの奥抜が隣のCHとは繋がらず早めに外レーンの低い位置に下がっていくことが多かったし、湘南戦は左SHに黒川を入れて最初から5バック気味にしていた。これは相手が5バックで両サイドの外レーンに人を置かれるからそこへの対処だったのだろう。
◆ 試合の展望
- 浦和はサヴィオが出場停止。渡邊がトレーニングに合流しているが、直近の流れからすると中島がスタメンでは。川崎戦の途中で小森とイサークを2トップで並べたが当面は90分をシェアするか、状況によっては終盤に2トップにするという形になるのでは。
- 5月のホームゲームではグスタフソンが不在だったこともあったが、G大阪が4-4-2で構えたところからSHを縦スライドして詰まらせることが多かった。直近の浦和は相手を引き出すことで前線を同数にして、前線が個人の力で打開するパターンが多いので方法は変えて来るかも。
- 特にグスタフソン、中島が手前に関与するところへついて行くと金子、松尾に1v1の状況が生まれやすくなるのでそれは避けるのでは。