◆直近5試合
日付 |
対戦相手 |
H/A |
結果 |
得点 |
失点 |
得点者 |
5/1 |
アルナスル |
C |
勝 |
3 |
2 |
伊藤、大関、家長 |
5/4 |
アルアハリ |
C |
敗 |
0 |
2 |
|
5/11 |
鹿島 |
A |
敗 |
1 |
2 |
佐々木 |
5/14 |
横浜FC |
H |
勝 |
2 |
1 |
山本、OG |
5/18 |
C大阪 |
H |
勝 |
2 |
0 |
エリソン×2 |
順位:6位(6勝6分3敗 24得点14失点 得失点+10)
※浦和→順位:4位(8勝5分4敗 21得点15失点 得失点+6)
◆ 川崎の特徴
- 基本配置は4-2-3-1。
- GWにACLEの準々決勝、準決勝、決勝を戦った影響で帰国してから5連戦中で浦和戦は4戦目。
- ACLEの3試合も連戦だったこともあって選手を入れ替えながらやりくりしているが、負傷者もいるので大枠は17~18人で回している印象。
- GK:山口で固定。
- CB:右に高井、左に丸山が軸だが、左は丸山のコンディション次第でセサル・アイダルも起用されている。
- SB:三浦がACLEで負傷したこともあって帰国後は左は佐々木、右はファンウェルメスケルケンが起用されている。サブで田邉が入っているがあまり起用されていない。
- CH:メインは河原と山本の組み合わせ。途中で入れるなら橘田。
- SH:家長、マルシーニョ、伊藤の3人で、伊藤が左右どちらでも出来るのでスタメンをローテーションしている。瀬川も時間は短いが起用されている。
- トップ下:脇坂がメインではあるが大関が出場時間を増やしている。
- CF:山田とエリソンを交互に起用している。
- 非保持は4-4-2。味方基準でバランスを保ちながらプレッシングを行っている。
- 基本的には2トップが中をかなり締めるか縦関係になった状態からSH、SBを縦スライドさせて前向きに出す。相手が3枚でビルドアップをするときには顕著。どちらのサイドの選手を前に出してもOK。
- SHを前に出すので逆サイドから斜めにCH脇を取られることはあるが、CHは自分の脇を取られても落ち着いて脇(外側)にいる相手をそのまま外へ押し出しながら対応する。
- 撤退時もSHがSB脇まで下がってくることはあるが出来るだけ4-4-2の配置を維持しようと努めている印象。なので、相手がサイドでバックパスを入れた時にはFWが横方向に追って自陣でも相手からボールを取り上げようとするアクションがある。
- SBが外に出た時のCBのスライド、CHの列落ちが早い。
- 保持はSHが誰を起用しているかによって配置が異なる。
- C大阪戦は家長が右SHでフリーロール気味(所定の位置は右IH)なので、SBのファンウェルメスケルケンが外の高い位置まで出て、最後尾が右上がりの状態。CHが河原をアンカーにして山本が左IHになって、3-1-5-1のような並びになる。家長が動いたらトップ下の脇坂が右IHの位置にズレて全体のバランスは維持していた。
- マルシーニョは状況によっては内側に来ることもあるけど基本的には左外。
- 伊藤は内でも外でも、右でも左でも、なんでもOK。浦和で言うところの大久保に近い。ドリブルのコース取りやスピードアップ/ダウンのタイミングの取り方が上手い。ミドルゾーンでボールを受けたら縦だけではなく横(中)にもドリブルしてサイドチェンジを促すことも出来る。
- 保持でポジション入替があっても全体のバランスが良い上にネガトラの反応が早いので敵陣で攻めている時にボールを失ってもすぐに囲んで奪い返せている。非保持でのプレスバックも早い。連戦で疲れているとは思うけど、ここをサボる選手がいないのは強い。
- 直近2試合は相手がいずれも5-4-1で構えたところから近くにいる相手を掴む傾向のあるチームで、近距離でボールを動かしながら押し込み続ける展開が多かった。