◆直近5試合
日付 |
対戦相手 |
H/A |
結果 |
得点 |
失点 |
得点者 |
4/13 |
横浜FC |
H |
分 |
0 |
0 |
|
4/19 |
京都 |
H |
敗 |
1 |
2 |
矢村 |
4/26 |
柏 |
A |
分 |
1 |
1 |
小見 |
4/29 |
広島 |
A |
敗 |
1 |
0 |
ミゲル・シルヴェイラ |
5/3 |
FC東京 |
H |
敗 |
2 |
3 |
笠井、ダニーロ・ゴメス |
順位:18位(2勝6分6敗 15得点20失点 得失点-5)
※浦和→順位:4位(7勝4分4敗 17得点12失点 得失点+5)
◆ 新潟の特徴
- 基本配置は4-2-3-1。
- 柏戦からGKを吉満に変更。GKの吉満はビルドアップで長短どちらも精度の高いボールを蹴れる。空いている味方を見つけるのも正確なのでビルドアップ時のミスは少ない。彼の技術のおかげでマンツーマン志向の相手は常にマークする相手が余るので上手くプレッシングに行けなかった。
- CBはゲリア、稲村の組み合わせが1stチョイス。どちらもビルドアップでは落ち着いて相手を見ながらボールを持てるし、相手が動かない時でもボディフェイントを使いながら自分からアクションを起こして運んでいける。特に稲村は縦パスを差し込む意欲が高い。
- ビルドアップではSBは外レーンが基本。相手によってはCBの脇まで引いて相手のWGを引っ張り出して前の選手がその背中を使う。手前まで引くので前を向きながらCBからボールを引き受けてパスが出せる。右は藤原、左は橋本、堀米を併用。
- CHは秋山、星、新井に加えて宮本が復帰するかもとの報道あり。ビルドアップでは相手の特徴に合わせながら振舞うが、CB間に1枚落ちることが多い。
- 前線4人は谷口、矢村が離脱中ということもあって、長谷川、小野、笠井、ミゲル・シルヴェイラ、高木の5人で2トップを担い、小見、奥村、ダニーロ・ゴメスがSHになることが多い。長谷川は2トップも左SHもどちらでも起用される。
- ダニーロ・ゴメスは終盤のバグ要員。彼が出てきたら右サイドは単騎突破を期待して周りは中央で待っている。
- ビルドアップでは長谷川、小野が2トップの場合は、彼らは2トップというより2シャドー的に振舞う。
- GK、CB、SBから長谷川、小野に縦パスを当ててレイオフでCH、SHに前を向かせる。縦パスが出た後にレイオフの受け手になろうとするアクションが増えてきており、FC東京戦は負けたもののこの動きがスムーズだったし、広島戦は相手がマンマークなのでCHが開くことで吉満から前線への花道が何度も出来ていた。
- 前向きな力をどんどん出せる矢村が離脱したことで、かえって手前からの前進に関われる選手が2トップに入ったことが影響しているかも。
- ただ、そのトレードオフとして、爆発的なスピードのあるタイプの選手はスタメンにはいないので、ゆっくりサイドチェンジをしながら前進することが多いし、カウンターでも一旦前に出て行く素振りは見せるもののボール保持を安定させる選択を取ることが多い。ボールサイドに人数をかけて3人目の関係を作り続けながら保持してから広い逆サイドへ展開してスピードアップしたいというのが基本的な志向に見える。
- 相手をゆっくり押し込んでビルドアップの最後尾がハーフライン付近になれば稲村から高精度のフィードを相手のDF裏に入れることもある。
- プレッシングは2トップが縦並びで片方(小野、高木)が相手のCHを押さえて、CF、両SHが前に出て行くイメージ。
- 基準は相手のポジショニングに置いているように見える。柏戦は開始20分くらいまでは3-2でビルドアップする相手に対してトップ下がボールサイドのCHをマークして、CF、両SHが3バックに寄せてハメていたが、柏が4-2気味にしてSB役の選手を新潟のSH脇においてからは前向きなアクションが起こせずにどんどん押し込まれた。
- 開幕当初はSHはとにかく前に出るという感じに見えたが、少しずつ現実的になったのか、単純に活きたくても行けなくなったのか分からないがステイする場面も増えている印象。